日本代表vsブラジル戦を見て

2022.6.7

あそび心とリラックスの大切さ

昨日の日本代表対ブラジル代表戦、ブラジルの選手はやはりとてもいいプレイをしていましたね。

日本の選手も奮闘していましたが、ブラジルの選手はプレイの随所に「あそび心」があったように思います。

試合後、Twitterに興味深い投稿がありました。

ブラジルの選手は、試合前、スタジアムまで乗ってきたチームバスから降りた後、選手みんなでサンバを奏でながら控室まで移動していたんですね。

僕が海外でプレイしていた時も、色んな国の選手達が、試合の前後には歌って踊っていました。

「あそび心」のあるプレイをするにはリラックスしている必要があり、リラックスする時は楽しくリラックスしきることが大事です。

以前、僕もメンタルトレーナーに、ゾーン(集中)は常には引き出せないので、引き出す為には自分で「スイッチ」を持つことだと言われました。

つまり「スイッチ」は入れっぱなしだと「スイッチ」にならないので、切ることをちゃんと覚えるということですね。

一度リラックスできる場を作れると、そこまでリラックスしてよいんだとなるので、試合の中でもリラックスしてあそび心が持てるんだと思います。

昨日の試合では、日本の選手でも三苫選手やと田中蒼選手はリラックスして脱力していいプレイができていました。この2人の脱力を見ると日本サッカーが伸びたなぁと感じます。

グローバルの子たちは、まだまだ交流戦などで緊張して、本来の力が出し切れていない場面も見られますが、 リラックスして脱力して「あそび心」を持ちながらプレイできるような、そのために各自が自分の「スイッチ」を持つことができるような環境づくりを、普段の練習からしていきたいと思います。

中村 元樹


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